子育てTips

男子母が綴る子育てのあれこれ

食べ物の好き嫌い問題(1)

好き嫌いの多い子は超保守的。知った味のもの、気に入った味のものしか食べません。なんでもよろこんで食べていただけないでしょうか? そしたら健康になれますよ。背もぐんぐん伸びるかも。それでも食べない? どーして? 今回は「食べ物の好き嫌い問題」について考えてみましょう。(文:アキサ ミヨナ

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学校では食べる?

「しつけでなんでも改善できるはず」。親になって3年目くらいまではそんなふうに考えていました。長男はそれに応えてくれて、私の言うことをよく聞いてくれました。そのせいかどうかは分かりませんが、食べ物の好き嫌いはほとんどありません。

次男にはその手は通用しません。自分の意に反することは絶対にしないのです。食べ物についても、食べたくないものは頑として食べない。説得しようと叱ろうとおだてようともので釣ろうと、なにをしても無駄骨に終わります。そのため家での食事は超ワンパターン。6~7種類の献立を回すだけとなっています。

そんな彼が、学校の給食はまったく残さないというのです。「給食は子供向けの味付けなんだよ」というのですが、彼がだいっきらいなミニトマトなんて味付けもなにもないはず。よくよく聞くと「息を止めて丸のみしている」そうです。

家ではちょっとでも気に入らないと残すのに、学校ではそこまでしてでも食べるとは! そこが彼にとっての「みんなと絶対に同じ行動をとらなければならないと思うポイント」なのですね。男の子には皆そういうポイントがあるようです。

好き嫌いがあってもよいのでは

という感じで、私は子供の好き嫌いをなおすことができなかったのですが、それでいいと思っています。食事は楽しく食べたいもの。きらいなものを残すことで栄養のかたよりができてしまっても、「いやだなあ」と思いながら食べるよりもよいと思います。

好き嫌いについてガミガミと怒ると子供との関係がどんどん悪くなるような気がします。親子の関係は、子供に心を開いてもらってなんぼ。心を開いてくれなかったら、いま子供が何を感じているのか、何に興味を持っているのか、何に悩んでいるのか、つかむのがとても難しくなってしまいます。

折に触れて栄養の話しをしましょう

ざっくりと、「総摂取カロリーが多すぎない」と「AGEs低めを目指す」の2点だけ押さえておけば十分かと思います。子供の好き嫌いに目くじらを立てることにはエネルギーを使わないでもいいかと。それよりも、揚げ物をしない(AGEs対策)とか、みそ汁はだしをていねいとる(肌を丈夫にする効果)といったことに注力するほうが建設的。

「残さず食べなさい」と言わないかわりに「なぜポテチやカップ麺は食べないほうがいいのか」「あなたがいま食べているきゅうりには、こんにゃくには、豚肉には、どんな栄養が含まれていて体の中でどう使われるのか」といったことは話しています。

そのせいかどうかは分かりませんが、次男は小腹がすくと卵を自分でゆでて食べています。「タンパク質をとるとおなかが空きにくくなる」「卵に含まれる栄養はすばらしい」といった話しが頭のどこかに残っているのかもしれません。そういう知識が頭のどこかに少しずつ堆積していって、大人になるころには栄養を考えた食事ができるようになればいいなと思います。