子育てTips

男子母が綴る子育てのあれこれ

食べ物の好き嫌い問題(2)


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前回は「栄養」という観点から好き嫌いについて考えてみました。しかし母親が子供の好き嫌いをなくそうとするのは、栄養面で心配だからではなく「残されると困るから」ですね。今回は「ご飯を残されると困る」という観点から子供の好き嫌いを考察してみましょう。(文:アキサ ミヨナ

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せっかく作ったのに!

献立を考えて、買い物に行って、重い荷物を運んで、冷蔵庫にしまって、料理して、調理器具を洗ってしまって、それでやっと食事が完成。なのにあなたは残すですって? ということで母親は子供の好き嫌いがいやなのです。怒っちゃうのです。しつけで叱ってるんではなく「私の手間ひまをどうしてくれるんです?」と怒っちゃってるんですよね。しつけで叱るのと、感情で怒るのとではだいぶ違うのですが、ここを私たち母親は混同しています。

逆の立場で考えてみる

子供にとっては「変わった料理」なのかもしれない

たとえばあなたが家に帰ってきて、食べなれた味のご飯が出てくると思ったらポリネシア料理が出てきました。さあどうでしょう? 好奇心旺盛なタイプだったら「うれしい!」と食べるでしょうし、保守的な人だったら「いつもの料理がいいのになあ」と思ってあまり食べないかもしれません。母親にとっては「ふつうの料理」が子供にとっては「未知の味」かもしれないのです。我が家では、子供たちが幼稚園児のころに春巻きを作ったところ「こういう変わったものは食べられない」と言われて驚愕したことがあります。7~8年経った現在ではふたりとも春巻きが大好きです。親はなにもしなくても時が自然に解決してくれることもあるのです。

食べ飽きているのかもしれない

「これおいしい」といわれるとついつい頻繁に作ってしまいがち。すると速攻飽きられます。大人はそれほどすぐに飽きたりしませんが、子供の場合は2回目に出した時にはもうすでに飽きているかもしれません。

残されても気にしない

ということで子供はいろいろな理由で我々母親の作ったものを残すわけです。気にするのは時間とエネルギーのムダ。気にしないのがいちばんだと思いますが、いかがでしょう。

残すときのマナーとして

「これはちょっとおいしくないから残す」などといわれたら母親としてはなんともいやな気持になります。我が家では「理由はいわなくてよいです」と言っています。いちいち「残します」と言わなくてよいから、自分でラップをかけて冷蔵庫にしまうというルールにしています。

替えのおかずは用意しない

作ったおかずを残された上に「食べられるおかずが何もない。ほかに何かないの?」などといわれたら、そりゃあ母親が怒るのも当然ですよね? なので我が家では「残していいけど替えのおかずは用意しません」と宣言しています。ご飯とお味噌汁だけにしておくか、それがいやなら自分で作ってね、と。卵かけご飯なら小さい子でも簡単にできるし、ハムを焼いたり、納豆をかき混ぜたり、なにかしらおかずになるものは作れるはず。自分が作ったものはなぜか常にすべておいしいようで、焼きすぎたりしょっぱかったりしても「うまいうまい」と食べています。

残されても否定されてるわけじゃないということ

料理を残されると頭に来るのはたぶん料理や家事の能力を否定されているように感じるからだと思います。そういうことを感じるセンサーをoff にして、「あーそー残すんだー。じゃー自分で作ってねー」という認識にすれば何の問題もないと思うのですが、いかがでしょうか。